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平成22年度 函館市病院事業の経営実績について

Ⅱ.改革プランに基づく取組状況

2 医業収益の確保
① 函館病院
22年度の診療報酬改定は全体改定率+0.19%で10年ぶりのプラス改定となり、救急・産科・小児・外科等の医療の再建、病院勤務医の負担軽減等が改定の重点課題として位置づけられ、函館病院においては、救急医療の充実、高度・専門的な手術、看護補助者や医療クラークの配置、チーム医療の取り組みなどが、診療報酬上評価されました。
22年度の入院患者1人あたり診療単価は、一般で62,628.8円で21年度61,373.1円に対し1,255.7円の増、精神は15,012.5円で21年度14,630.2円に対し382.3円の増となっています。
外来患者1人あたり診療単価は、一般で11,341.8円で21年度10,795.9円に対し545.9円の増、精神は4,308.7円で21年度4,353.8円に対し45.1円の減となっています。

② 恵山病院
22年度の診療報酬改定で療養病棟の評価に係る見直しが行われ、恵山病院では重症者割合と看護体制の充実により、22年10月から療養病棟入院基本料1を取得しています。
22年度の入院患者1人あたり診療単価は、療養で21,682.1円で21年度20,007.7円に対し1,674.4円の増、外来患者1人あたり診療単価は、4,671.0円で21年度4,199.0円に対し472.0円の増となっています。

③ 南茅部病院
南茅部病院では、入院単価の改善を図るため平均在院日数の短縮に努め、21年度29.5日を22年度は20.8日まで短縮しています。また、あわせて看護体制の充実を図ってきており23年5月にはこれまでの15対1基準から13対1看護配置基準を取得しています。 22年度の入院患者1人あたり診療単価は、一般で21,900.9円で21年度19,238.0円に対し2,662.9円の増、外来患者1人あたり診療単価は、4,640.3円で21年度4,213.5円に対し426.8円の増となっています。