病院について がん診療に関する当院の取組み > 当院のがんの診療体制について


当院のがんの診療体制について

 当院ではどのような体制で日常のがん診療に取り組んでいるのか、実際にどのような治療を行っているのかについて、症例数の多いがんを中心にお知らせします。


泌尿器腫瘍
1) 前立腺癌

 当院の前立腺癌の診療は主として泌尿器科が担当してます。また、放射線治療専門医が常勤しており、治療法として放射線治療が最善と考えられる場合では、その要求に直ちに答えることができ、幅広い治療法の選択が可能です。
 診断はまず、クリニカルパスを用い一泊入院で、週平均約4例の前立腺生検を行っています。悪性の診断がつけば、更に CTや骨シンチにて全身検索を行ってます。
 限局性の癌に対する治療は、現在手術療法と放射線療法の間に成績の差はないとされており、両者の利点、欠点を患者様に充分に説明した上で治療法を選択して頂いております。
 転移を有するものや、全身状態の不良なものに対しては、内分泌療法の適応としています。
 平成16年4月から平成17年8月の間に、道に登録を行った前立腺癌は57件であり、その内の50例で以下の初回治療を行いました。

前立腺癌治療法 症例数
放射線治療 24例
内分泌療法 19例
放射線+内分泌 5例
放射線+化学療法 1例
手術単独 1例

2) 膀胱癌

 当院の膀胱癌の診療は主として泌尿器科が担当しています。
 平成16年4月から平成17年8月の間に、道に登録を行った膀胱癌は30件であり、その内の28例で以下の入院初回治療を行 いました。

膀胱癌治療法 症例数
内視鏡的治療 17例
内視鏡的治療+化学療法 1例
内視鏡的治療+免疫療法 1例
手術単独 2例
化学療法単独 2例
放射線療法単独 2例
放射線+化学療法 2例
手術+化学療法 1例

※内視鏡的治療にクリニカルパスを実施しています。

3) 腎癌

 当院の腎癌の診療は主として泌尿器科が担当しています。
 平成16年4月から平成17年8月の間に、道に登録を行った腎癌は22件であり、その内の20例で以下の入院初回治療を行いました。

腎癌治療法 症例数
手術単独 14例
手術単独+免疫療法 2例
化学療法単独 2例
免疫療法単独 2例