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臓器提供施設としての取り組み

1997年(平成9年)「臓器移植に関する法律」が施行され、当院は、1998年(平成10年)に脳死後、心停止後の臓器提供施設に選定されました。 2000年11月には、全国で10例目、北海道では初となる脳死下臓器提供を行っています。また2007年には、心停止後の腎提供が 1件、角膜提供が 5件行われました。 従って当院では、臓器提供が常に生じる可能性があり、この際に患者様の提供意思を最大限に尊重するよう、病院全体で取り組んでいます。

当院では、「臓器提供のための対応委員会」を設置し、これまで様々な活動を行ってきました。
委員会の活動コンセプトは
・患者様およびご家族の臓器提供の意思を最大限に尊重する
・提供の際、主治医の負担を最小限とする
です。

現在まで以下の活動を行ってきました。
・院内コーディネーターの養成院内において臓器提供時の調整役を務めるコーディネーターの養成を進め、現在北海道知事から委嘱を受けたコーディネーターが院内に3名おります。
・院内臓器提供マニュアルの改訂
実際の臓器提供時に生じた反省や、最新の知識を反映し、院内臓器提供マニュアルの改訂、充実を行なってきました。現在、「脳死下臓器提供」「心停止下腎提供」「角膜提供」の各マニュアルを整備し、院内の緊急連絡網も整備し臓器提供情報に備えています。
・院内勉強会の実施
「臓器提供の現状」「ドナーカードの必要性」をテーマとした勉強会を実施し移植医療に関する職員への意識向上に努めています。
・脳死下臓器提供シミュレーションの実施(2007年11月)


患者様の崇高な意思を活かすためには、臓器提供、移植医療についての正確な知識を提供することが必要です。また、実際の臓器提供時には様々な手続きが必要となりますが、これを補佐し円滑に進める必要がありますし、主治医の負担を極力軽減する必要もあります。

今後も、委員会および院内コーディネーターが中心となり、患者様およびご家族の臓器提供の意思が尊重されるよう、病院全体で取り組んでいきたいと考えています。