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 当院では研修医教育に全病院を挙げて意欲的に取り組んでいます。1年目研修医は全員が救命救急センターで3カ月の研修を行い、1次から3次までの幅広い疾患を経験することができます。センターではチーム診療制をとりいれているほか、定期的にレクチャーや抄読会を開催し、充実した研修となるよう努力しております。
 以下に、救命救急センターの研修プログラムを示します。
 病院全体の初期臨床研修プログラムについては、こちらをご覧下さい。

 

救命救急センターの診療・研修体制

  • 三次救急患者の受け入れ(24時間365日対応)
  • 二次救急患者の受け入れ(主に月10回の二次輪番日)
  • その他、かかりつけ患者の時間外・急変時の受け入れ(24時間365日対応)
    ※ 二次輪番日には、朝9時から翌朝9時までの24時間の間に、平均して30件前後の救急車搬入に対応する。
    ※ 非輪番日には、24時間に5-15台程度の救急車搬入に対応する。
  • 救命救急科として、常時10名前後の入院患者の診療を行っている。
  • 毎朝9:00にカンファレンスを開催し、前日の搬入事例について、入院患者の治療方針について確認する。
  • 月4回のミニレクチャー、月2回の抄読会を行っている。
  • 外来および病棟診療は、スタッフと研修医を組み合わせたチーム制で行っている。
  • スタッフ、研修医ともに、シフト制勤務で救急対応を行う。



外来業務

  • 主に当番日の日当直を行い救急患者初期対応について学ぶ
  • 搬入患者の診察、家族から状況聴取、他科専門医へのコンサルト、外来サマリー作成、各種検査、簡単なインフォームドコンセントなどをスタッフと共同で行う。
  • 二次救急対応では、幅広いcommon diseaseの初期診療から診断、専門医コンサルトまでを学ぶ。
  • 三次救急対応では、重症救急疾患の初期診療から、救命科入院の場合はそのまま担当医となり、急性期全身管理について学ぶ。
  • 一次救急(徒歩受診)対応は病院当直医が行うが、救命センター研修中に一次救急の外来見学実習を行う(2007年度より)。



病棟業務

  • 常時3-4名の救命科入院患者の診療を担当する。
  • 毎朝9:00のカンファレンスに参加し担当患者の治療方針を確認
  • 救命科入院患者の診療(指示だし、検査、処置など)をスタッフと共同で行う。
  • ICU、HCU入院患者(重症患者)の急性期全身管理、侵襲的手技について学ぶ
  • 当番日などで他科入院となった患者を回診し、入院後経過について簡単な追跡報告書を作成、カンファレンス・勉強会などで報告する。



学習

  • スタッフによるミニレクチャーの聴講(月4回、全員参加)
  • 抄読会で海外文献のabstractを読む(月2回、全員参加)
    (ミニレクチャー、抄読会の担当表はこちらをご覧下さい)
  • 災害訓練への参加(随時)
  • MC講習会への参加(随時)
  • JPTEC、ACLS講習会などの受講(随時)
  • 学会発表(随時)



休息

  • 1カ月に3-4日の休息日(off call)を必ず確保する。
  • 研修医間のシフト調整により上記休息日を確保。休息日はoff callとし、カンファレンスは欠席する。病棟受け持ち患者の対応は他研修医に申し送る。



その他  

 初期臨床研修中の2年間は、他科研修中も月2-4回の救命センター副直を担当するので、年間を通して救急初期診療について学ぶことが出来る。

 

二年目研修

 二年目の研修においても、選択科の1つとして救命センター研修を選択することが可能です。研修内容は1年目に準じたものとなりますが、本人の習熟度に応じ、より突っ込んだ学習が出来るよう配慮致します。

 

後期研修

 当センターは札幌医科大学高度救命センター・地域医療総合医学講座からの派遣医で構成されているため、当該講座に所属し、後期研修プログラムの一環として当センターでの研修を行っています。当センターは日本救急医学会・日本集中治療医学会の指定施設であり、各学会の専門医を目指した研修が可能です。
 また、当院の後期研修プログラムに参加し、救命センター研修を選択することも可能です。研修期間、内容については御希望に添えるよう調整可能ですので、お気軽にお問い合わせ下さい。
 当センターは派遣元である札幌医科大学高度救命センターと連携を密にしています。大学では三次救急に特化した自己完結型の高度救命医療を学ぶことが出来るほか、災害医療、プレホスピタルケア、メディカルコントロールなどの分野においてもより深く学ぶことが可能です。一方当センターでは、二次救急を含めた幅広い疾患を多数経験できることから、大学と当院双方で研修を行うことにより、バランスのとれた救急科専門医を養成しています。
 → 札幌医科大学高度救命救急センターの後期研修プログラム(PDF形式:28KB)

 

最後に

 当院は道南地域の基幹病院であり、担当三次医療圏(約55万人)より種々の症例を受け入れているので、一次から三次救急の初期診療及び集中治療、全身管理について幅広く学ぶことができます。救急専従医の役割にも示したように、専従医は院内のみならず地域全体を見据えた多彩な活動を展開しており、研修中にはこういった救急医の様々な業務にも触れることができます。研修医同士の横の連携も強く、充実した楽しい研修生活を送っています。ぜひ研修の場として当院を選んでいただき、救急医療の「やりがい」を一緒に共有したいと思います!