婦人科 > 良性疾患に関する診療の詳細


婦人科 婦人科良性疾患に対する治療

 「月経痛がつらい」「月経量が多い」「更年期症状かも」などの症状がある方は1度婦人科を受診してください。諸症状に対して必要に応じた検査・治療を行います。良性腫瘍と診断され手術が必要と判断された場合、腹腔鏡下手術や開腹手術、腟式手術が選択されます。多くの婦人科良性腫瘍は腹腔鏡下手術のよい適応です。


<子宮脱について>

 子宮が元の位置より下がり(子宮下垂)、さらに下がって子宮口が腟から脱出することを子宮脱と言います。これらは、加齢や分娩により子宮を支える靱帯や筋肉がゆるむことによって起こります。
子宮の前方には膀胱があり、後方には直腸があります。多くは子宮とともに膀胱や直腸も同時に下がるため膀胱瘤直腸瘤も起こることがあります。最近ではこれらを総称して骨盤臓器脱(POP)と呼びます。


症状
 外陰部不快感や違和感が生じます。また、膀胱が下がることにより「尿が出にくい」、「何度もトイレに行く」という排尿障害があります。排便時等に力むと下垂・脱出がひどくなることがあります。


治療法
①保存療法:
骨盤底筋群体操:体操をして骨盤臓器を支える筋肉を鍛えます。
 心筋梗塞は喫煙者において危険率が高まると言われています。子宮頸癌については5年以上の服用にて増加する可能性がある為、1~2年毎の定期的ながん検診をお勧めします。

ペッサリーリング:軽症であればペッサリーリングを腟内に装着し子宮・腟を挙上します。リングがすぐ抜けてしまう場合や腟炎を繰り返す場合は手術の適応となります。

②手術療法:
腟式子宮全摘術+前後腟壁形成手術:経腟的に下がった子宮を摘出し、下がっている腟の粘膜を切除し緩んだ組織を縫い縮める手術です。

腟閉鎖術:腟が下垂し性交渉のない方に行われる手術です。術後に尿失禁が悪化することがあります。