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  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
 以下の4つの疾病について集計したものです。
 入院契機については、「同一」とあるのは、もともとその疾病の治療を目的に入院した場合、「異なる」とあるのは、
他の疾病の治療を目的に入院したが、入院後に発症した場合になります。
 発生率は、全退院患者に対する割合になります。

○播種性血管内凝固症候群(DIC)
 血液中には、血を固める働きをする物質とそれを阻害する物質が絶妙のバランスで存在しているため、滞ることなく常に流れています。
 しかし、そのバランスが崩れたとき、体内のいたるところで血栓が出来はじめ、その血栓が臓器への血流を遮断し、多臓器不全を引き
起こしたりすることに加えて、血栓で止血物質が消費されてしまい、出血した際に血が止まらなくなってしまう状態になってしまう疾病です。

○敗血症
 私たちが生活する環境の中には、無数の細菌やウイルス、有害物質が存在しています。
 そのような中で病気にならず生活出来るのは、免疫によって異物を除去する機能があるからです。
 その機能が弱まったり、免疫をすり抜けてしまった場合に感染症を引き起こします。
 敗血症は、増殖した細菌などが血液中に入り込み、体中に炎症などが起きてしまう疾病です。

○その他の真菌感染症
 真菌とはカビのことです。免疫機能をすり抜けて体内で真菌が増殖してしまった状態です。

○手術、処置等の合併症
 人間の体腔内は無菌です。手術をするということは、その無菌状態の体腔を外気にさらすことになります。手術室内は充分な空気清浄を
行っていますが、チリを0にすることは物理的に不可能です。
 また、術創を縫い合わせますが、最終的に細胞同士がくっつかなければ傷口は閉じません。
 このように手術をするというだけでリスクがあるということをまずご理解下さい。
 当然ではありますが、感染症に対する予防や術創の管理は十二分に行っているものの、患者さんの状態により、
感染症が起きたり、出血が起こったりする場合があり、そのような状態になったものなどを手術、処置の合併症として集計しています。

DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 1 0.01
異なる 1 0.01
180010 敗血症 同一 78 0.69
異なる 15 0.13
180035 その他の真菌感染症 同一 2 0.02
異なる 0 0.00
180040 手術・処置等の合併症 同一 175 1.55
異なる 2 0.02
 敗血症の「同一」が多くなっているのは、当院が救命救急センターを有しているため、そのような状態の患者さんが救急搬送されてくることが要因と思われます。
 手術・処置等の合併症の「同一」が多くなっているのは、透析用シャント狭窄・閉塞の修正のための日帰り入院の患者さんが増えていることが要因と思われます。