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院長あいさつ
市立函館病院
院長 森下 清文

 現在、日本は新型コロナウイルスの第四波に襲われています。
 これを収めるためには(1)人流の抑制、(2)ワクチンの接種が必要です。
 当院ではこれまでに220名を超える患者さんの治療を行なってきましたが、残念ながら命を落とされた患者さんの大半は65歳以上に集中しています。従ってこの世代に一刻も早くワクチン接種を行なう事が急務であると痛感しています。
 当院はこれまで第2種感染症指定医療機関である当院の職員をはじめ、他の医療関係者、救急等消防関係者、社会福祉施設入所者などにワクチンを接種する役割を与えられてきましたが、6月中旬にはその接種回数も4500回を上回る見込みです。
 これに続き6月21日からは、市の集団接種に協力いたします。
 6月21日に当院隣に函館市によって函館ワクチンセンターが開設されます。当面は一刻も早く、接種を希望する市民にワクチンを届けることが市の最大の目的であり、ワクチン接種を希望されるすべての65歳以上の市民が対象となりますので、当然、当院にかかっている患者さんの規模を大きく上回る事業となります。
 このセンターは65歳以上の希望者全員への接種にめどが立つまで、水曜日を除く毎日、接種が予定されており、当院としても医師や看護師などの職員を派遣して全面的に協力することとしておりますので、当面「かかりつけ医」の役割としての個別接種は対応できません。
 現在64歳以下の方々への接種方法を函館市で検討しておりますが、その中での当院の役割が決まりましたら速やかにお知らせいたします。
 この函館ワクチンセンターは、函館市が開設するものですのでセンターに関するご質問やワクチンに関する予約、ご相談は、函館市が開設したコールセンターや相談ダイヤルにお問い合わせ下さい。
 当院にはワクチン接種に関する予約情報はございません。

 ワクチンの接種に関しては、副反応に対して心配されている方もおられることと思いますが、副反応は確かに二回目接種後に多くなります。ただし大半は二日程度で収まりますので医療機関を受診される方は1%以下です。もし症状が強ければお近くのクリニックにご相談下さい。そこで対応できなければ、函館市ではその日の救急の当番病院に紹介される仕組みが出来ています。
 皆様のご理解とご協力、そして冷静なご対応をよろしくお願い申し上げます。

2021年6月
市立函館病院長 森下清文