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院長あいさつ
市立函館病院
院長 森下 清文

 新年明けましておめでとうございます。
2019年が皆様にとって良い年となることを心からお祈り申し上げております。
 当院の経営はこの数年間、危機的な状況でした。しかし昨年の春以降順調な回復をみせています。回復に至った一番の要因は入院患者数の増加です。これは地域の皆様、また医療機関の当院への信頼が増してきた証しであると職員一同、慶んでおります。
 本年もこれに慢心せず、地域住民にとって必要とされる病院を目指し更なる改革に邁進してまいります。

 1) がんゲノム医療連携病院
 がんゲノム医療はこれからの癌治療における大きな柱です。当院は昨秋、厚労省からがんゲノム医療連携病院として認定されました。北海道大学を中核拠点病院として札幌医科大学、旭川医科大学、北海道がんセンターとグループを組んで、運営してまいります。将来の保険収載を見据え、体制を整えています。

 2) 5670名の救急搬送
 昨年1年間に当院に搬送された救急患者は5670名です。救急車で搬送された患者さんが5454名。ドクヘリ搬送が216名です。1日に平均すると約16名の患者さんを毎日受け入れた計算になります。最近はIT技術の進歩により人里離れた場所で事故にあってもいち早く病院へ通報されるシステムなども利用可能となってきました。

 3) 外来におけるfree Wi-Fi設置
 多くの総合病院に共通する悩みは「待ち時間」です。現在、待ち時間短縮のため様々な工夫に努めておりますが、一朝一夕には達成できないのが現状です。そこで少しでも待ち時間を快適に過ごして頂けるよう昨年末より外来でfree Wi-Fi利用を可能といたしました。

 現状維持は後退の始まりです。どんなに小さなことでも良いと思う事は変えていこうとする心が我々の病院の運命を決めます。今後とも職員一同この心がけを忘れず、より良い医療を皆様にお届けできればと考えております。

2019年1月
市立函館病院長 森下清文