市立函館病院高等看護学院 市立函館病院高等看護学院

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先輩の声

第68回生  佐藤 七海

 私は幼いころから「看護師になりたい」という夢を掲げ、この市立函館病院高等看護学院、“市看”に入学しました。入学してからの学院生活というものは、授業を通して多くの単位の取得・看護の本質を学ぶための欠かせない臨床実習・次々と迫りくる課題の日々。純粋に看護師になりたい自分にとっては厳しい現実で、時には逃げ出したいと思ってしまうこともありました。しかし自分のまわりには常に同じ夢を志す仲間、そして学生一人ひとりと向き合ってくださる学院の先生方のサポートのおかげで無事に学院を卒業することができ、夢であった看護師となることができました。

 学生生活の思い出としては、看護師のユニフォームとナースキャップを身に着け看護師を目指すことの責任の重さを実感した戴帽式、クラスメイトだけでなく学院全体で盛り上がり、市看魂が感じられる学院祭、今思い出しても笑顔になってしまうような思い出も沢山できました。

 看護師となった現在でも、自分の理想とする看護師を目指し日々奮闘しています。実際に臨床の場で業務するにあたり、学生時代に学んだ経験の一つ一つが私たちの原動力となり、看護へ繋がっていると心から実感します。特に、看護の場においては“人との関わり”が重要視され、切っても切り離せないものです。この学院では、看護の知識・技術だけではなく、看護の基礎である“人との関わり”を学ぶことができ、人としても成長させることができる素晴らしい環境だと思います。

 看護師を目指す皆さん、ぜひ市看へ入学し自分の理想とする看護師になれるよう一緒に頑張りましょう!!

第68回生   佐藤 七海

第68回生  長田 結衣

 看護師となった今、学院での学びや実習での経験は自分自身の大きな糧となっていると実感しています。この3年間は決して楽な道のりではありませんでした。辛い実習、迫りくる課題…。時には投げ出したくなる時もありました。ですが、いつも側には同じ境遇の仲間がいて、親身になって指導してくださる先生方がいました。また、実習先で出会った患者さん・ご家族からの温かいお声がけに何度も救われ、多くの方々のサポートがあったからこそ乗り越えることができたと思います。

 私たちが3年生になる頃、新型コロナウイルスが流行し始め、学校行事やイベントが次々と中止に。思うように仲間たちとの思い出作りができず悔しい思いもしましたが、そのような制限された環境の中でも互いに励まし合い切磋琢磨した日々はかけがえのない思い出です。

 “周囲から頼られる人間になる”ことを目標として掲げこの3年間を過ごしてきました。それは今でも変わりません。まだまだ未熟ではありますが看護師として豊富な知識・技術を得るだけでなく1人の人としても成長を続け、これまでの恩返しができるよう、そして理想とする看護師像になれるよう初心を忘れずこれからも一歩ずつ歩み続けたいと思います。

 看護師は心身ともに苦痛を抱える患者さん・ご家族を一番側で支えることができる素晴らしい職業だと思います。大変な仕事ではありますが、日々とてもやりがいを感じています。

 ぜひ市看で学び、看護師として共に働きましょう。

第68回生   長田 結衣