認定看護師

皮膚排泄ケア認定看護師

私たちは褥瘡(床ずれ)をはじめとする創傷、人工肛門、失禁のケアを専門に行う認定看護師です。最新の知識や技術を医療従事者へ伝達し、患者さんにとって必要なケアが正しく確実に提供されるよう働きかけることが私たちの役割です。

私たちの分野で特徴的な人工肛門のケアにおいては、入院時から退院後の生活を見据えたケアを提案し、退院後もストーマ外来で継続したサポートを行います。また、訪問看護ステーションや施設など、地域との連携したサポートも積極的に行い、患者さんにより満足していただける医療や安心できるケアが継続されるよう精力的に活動しています。

認知症看護認定看護師

急性期身体疾患で入院される認知症状を抱える患者様にとって、入院による環境変化や治療は大きなストレスとなり、認知症状が悪化することや認知機能や身体機能の低下に繋がる場合があります。私たち医療者の言葉や態度で認知症状が悪化することがあるので、援助者も環境の一部であることを理解して関わることが重要です。認知症状を抱える患者様の視点に立って考え、患者様の苦痛・不安緩和やもてる力に働きかける看護の実践、およびスタッフへの相談、研修、認知症ケアチームの活動を通じて認知症看護の質の向上に努めています。「認知症の方が安心して治療を受けられる病院」となれるように今後も取り組んでいきます。

救急看護認定看護師

救急における看護師の対象は、小児から高齢者、疾患も外傷や心肺停止、急性中毒など、多岐に及びます。容態が刻一刻と変化する状況下のなか、病態を予測し、医師と共同しながら適切な医療処置を行ないます。その対象は患者だけでなく家族に対しても向けられ、精神・心理的な支援や危機介入を行なっています。

近年、救急看護の役割は院内にとどまらず、2015年に就航した道南ドクターヘリのフライトナースを育成・指導し、DMAT(災害時派遣医療チーム)としても、医療圏内における救急と災害医療の看護の中心を担っています。

将来の地域における救急医療の担い手である、後輩育成にも全力で励んでいます。

集中ケア看護認定看護師

集中ケア認定看護師とは、生命の危機的状態にある患者さんに対して、病態の変化を様々なデータやフィジカルアセスメント(身体診察)から予測し、重症化や合併症を予防することに加え、患者さんやそのご家族の精神的な負担の軽減を図り、社会復帰できるよう、看護ケアを提供します。また、多職種と連携し、チーム医療のキーパーソンとしての役割や他の看護職者等に指導や支援を行い、看護ケア全体のレベルを向上させることなどの役割も担っています。私たちは、これら役割の重要性を理解し、目の前にいる患者さん一人一人に寄り添いながら看護に尽力していきたいと思います。

緩和ケア認定看護師

「緩和ケア」という言葉の響きは「つらい体の症状を和らげる」「心のつらさを和らげる」または「怖い」「癖になるのではないか」など安心と不安をイメージさせるかもしれません。

認定看護師は緩和ケアに関する専門的知識と経験を活かし、患者さんと相談しながら、その人らしく過ごせるようサポートします。コロナ禍でご家族と会える機会が激減していますができる限りご家族の希望を確認し、ご家族の不安が和らぐよう、主治医や病棟看護師と継続的に情報を共有しています。必要に応じて薬剤師や管理栄養士、公認心理師や医療相談員など多職種で協働しています。患者さんやご家族から「話しやすい」「相談しやすい」存在を目指して活動しています。

がん薬物療法認定看護師

「抗がん剤」と聞くと、吐き気や脱毛で普段通りの生活が送れなくなると思う方も多いのではないでしょうか。

抗がん剤治療は日々進歩しています。現在では、吐き気止めの発達や投与方法の工夫により、副作用を抑えながら普段通りの生活を送り、治療と仕事・趣味などを継続している方も増えてきています。がん化学療法看護認定看護師は、患者さん一人ひとりが安心・安全な環境で治療を継続できることや、生活スタイルを尊重した支援が重要と考えています。脱毛や皮膚障害予防のケアなど、続けられるケアを一緒に考え、治療をしながら自分らしい生活ができるようサポートいたします。

患者さんに限らず、ご家族からの相談も遠慮せずお伝えください。

新生児集中ケア認定看護師

新生児は出産により自分で呼吸を始めたり、胎盤を通じて血液や栄養の供給がなくなったり、環境が劇的に変化します。

新生児集中ケア認定看護師は、母親や新生児の情報を収集しアセスメントを行うことで、病態の予測や病状の重篤化を予防し、生理学的安定が図れるよう援助することを目的としています。

また、新生児は言葉による訴えができないため新生児が出すサインを受け取り、援助のタイミングを考え、発達を促す援助など新生児にとってよりよい環境を提供することを行っています。

そして新生児だけでなく、新生児の家族に対しても、危機状態を受け入れ子どもとの関係を築けるよう援助しています。

感染管理認定看護師

感染管理認定看護師は、院内感染対策のマニュアル作成や院内感染管理プログラムの策定と運営、医療関連感染サーベイランスの実施・評価・改善、感染管理や感染防止策に関するコンサルテーション対応、職員教育や研修の企画運営、職員の健康管理に関する事など多種多様な活動を行っています。

院内に組織された感染対策委員会や感染対策チーム、抗菌薬適正使用支援チームの中心を担い、各部署の感染対策担当者と協働して院内感染リスクを最小限にし、安心・安全な医療を提供出来るよう活動しています。また、看護局感染対策小委員会とも意見交換を密にし、現場に即した活動にも取り組んでいます。