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函病たより Vol.1 創刊号

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広報誌創刊にあたりまして

写真市立函館病院森下清文院長

 このたび市立函館病院の広報誌「函病たより」をお届けいたします。
 この名前は病院職員、市立函館病院高等看護学院の学生から公募した29の名称のうち学生投票で決めました。発案者は「便り・・・情報を発信するツール、頼り・・・皆様の頼りになる」という理由で考えたそうです。
 これまで市立函館病院はあまり広報活動は行ってきませんでした。以前のように医療が一病院完結型であればそれはそれで許されたのかもしれませんが、今は地域全体で患者さんをみるという時代になりました。しかも我々は2018年4月に「地域医療支援病院」の名称承認を得、さらに地域と深く関わることを強く求められる立場にあります。いくら世間の流れが「お一人さま」に傾いているとしても、これまでのような内向き志向では許されないでしょう。
 くしくもこの原稿を書いている9月6日の未明に「北海道胆振東部地震」が発生しました。道南地方は、地震の発生直後から起こった全面停電に伴い医療活動の大幅な制限を受けました。このような状況下で我々は「災害拠点病院」としての役割に病院一丸となって取り組みました。一つ目は救急医療の最後の砦としてこの地域での「たらい回し」を起こさせない。二つ目は電力低下などに伴い他医療施設での治療が困難となった患者を引き受ける。そして三つ目は当院の災害派遣医療チーム(DMAT)を被災地へ派遣し、救護活動を行う。こうしたことにより、災害拠点病院としての機能を十分に発揮出来たと思います。この取り組みの一部は9月9日に全国放送されたNHKスペシャル「緊急報告 北海道 激震」でも取り上げられましたのでご覧になられた方もいらっしゃるでしょう。
 今回、このように道南地域の医療を支えるお役にたてたことは我々にとっても貴重な経験となりました。今後も同様に皆様と一緒に診療活動を行っていければと思っております。そのためにも我々が常日頃どのように考え、どのような活動を行っているかを知っていただくことは非常に重要です。この広報誌がそのお役に少しでもたてればと願ってやみません。

市立函館病院の役割

  • 救急医療
  • 3次救急、一定量の2次救急、たらい回しを防ぐ

  • 高度・先端医療の提供
  • 標準的診療、診療ガイドラインなどを踏まえたうえで、さらにレベルの高い医療に向けて取り組む

  • がん診療
  • 地域がん診療連携拠点病院レベルの維持

  • 民間では守れない分野の維持
  • 難治性で時間のかかる疾患、多量のマンパワーの投入が必要な分野や社会的対応

安心で安全なお産ができます

産科とは、妊娠・分娩・産後において母子を健康・安全に管理する診療科です。

安全・安心

写真産科スタッフ
  • 産科の入口はセキュリティロックがかかっています
  • NICU<赤ちゃんの集中治療室>は32週以降の早産に対応します
  • アドバンス助産師や新生児集中ケア認定看護師などによる、専門的なケアを提供します


■赤ちゃんの栄養

母乳、混合栄養などお母さんの希望を優先します。

急病時も安心

当院で生まれた赤ちゃんは生後3か月まで夜間休日問わず小児科医師が診察します。

  • 4Dエコー
  • 受診の際、胎児の様子を毎回DVDに保存できます

  • そのほか…
  • ■陣痛から分娩、回復まですべて同じ部屋でゆったり過ごせます

    ■立会分娩に対応します



「ここで産んで良かった、また次も来ますね。」と笑顔で退院されるときや、成長したお子さんを連れて会いに来てくれた時が私達の励みとなり、喜びです。これからも安心で安全なお産のため、スタッフ一同頑張っていきます。


詳しくは、産科のページをご覧ください。


インターネット予約

産科初診予約申し込みフォームから診察予約可能です。

当院は平成30年4月1日から地域医療支援病院になりました

地域医療支援病院とは

 地域の中核病院として、救急患者の受入と地域の医療機関で対応困難な専門的な治療や高度な検査、手術を行い「地域完結型医療」の中心的な役割を担います。

地域医療支援病院としての役割

  1. 紹介患者に対する医療の提供
  2.  紹介外来制が原則となり、地域の医療機関から紹介された患者さんへ専門的な医療を提供いたします。
     また、症状が安定した患者さんには、紹介元の医療機関での治療をお願いします。
     なお、紹介状がなく当院を受診された患者さんには、医療費とは別に初診時加算料5,400円(歯科は3,240円)をご負担いただきます。


    紹介状がなくても、初診時加算料がかからない方

    • ①健康診断等の結果で「要再検査・要精密検査」となった方
    • ②過去半年以内に当院を受診された方および別診療科に診察予約がある方
    • ③国の公費負担制度や障がい医療等受給されている方
    • ④生活保護法により医療扶助の対象となられている方
    • ⑤乳腺外科および産科を受診される方
    • ⑥15歳未満の方(中学生であっても15歳以上の方は、初診時加算料の対象となります)

    など


  3. 救急医療の提供
  4.  重症救急患者に必要な検査、治療を行うための施設として、救命救急センターでは、24時間体制で救急医療を提供いたします。


  5. 医療機器や入院施設などの共同利用
  6.  地域の医療機関からの依頼によるCT、MRI、RI、エコー検査に対応し、また、入院紹介には開放型病床をご利用いただき、かかりつけ医が訪問し、病院の医師と共同診療することで、患者さんの入院前、入院中から退院後まで継続治療が可能となります。

救命救急診療体制評価 6年連続北海道第1位

 厚生労働省は救命救急センターの評価を1999年度から開始しました。当院は2012年度より6年連続で北海道第1位の評価を得ています。札幌市などの大病院がある中でのこの成績ですので、今後ともこの高い評価を維持できるよう努力してまいります。


2011年度2017年度までの救急搬送患者数が年々増加傾向にある様子を示すグラフ

 一方で、当院に運ばれる救急患者の人数は着実に増えてきました。函館市の各病院は交代で救急当番を受け持っていますが、どこの病院でも受け入れ困難な場合は最後の砦として市立函館病院が対応しています。この役割は患者さんの生死に直結するため絶対に守り抜かなければなりません。


 このことからお薬をもらうなど他のかかりつけ医が可能な医療行為はそちらにお任せして、当院は救命救急センターの役割に集中していく必要があります。今後、通院中の患者さんには投薬を「かかりつけ医」からもらうようお願いする場合がありますのでよろしくご協力をお願いいたします。

がんゲノム医療について

市立函館病院は、がん対策推進基本計画(第3期)に基づき整備が進められる がんゲノム医療連携病院 に平成30年10月1日付で指定されました。


がんゲノム医療とは、一人ひとりのがんの個性(原因)を明らかにし、患者さんにより適した治療薬の情報を提供する次世代のがん治療です。
遺伝子レベルでご自身のがんを知ることは、治療薬などの治療方針の選択に役立ち、副作用の軽減や病状の緩和などが期待できます。

がんゲノム医療のイメージ

中核拠点病院である北海道大学病院と連携している北海道内の病院は、

  • 市立函館病院
  • 北海道がんセンター
  • 札幌医科大学附属病院
  • 旭川医科大学病院

詳しくは、厚生労働省のホームページをご参照ください。

産婦人科における腹腔鏡下子宮体がん手術について

 早期子宮体がんは2014年4月より腹腔鏡下手術が健康保険の適用となり、当科では手術治療の第一選択としています。2018年10月までに、科長前任地も含め約200件の患者さんに施行され、開腹手術と遜色のない成績を得ています。この手術は従来の開腹手術に比べ、切開創が非常に小さくなります。通常開腹術の15から30センチに比べ、1箇所0.5から1センチ程度の小さな孔が4から5カ所程度となり、それに応じて術後の疼痛期間は短くなり、早期退院が可能になります。


腹腔鏡下子宮体がん手術のイメージ

 当院では腹腔鏡下子宮体がん手術(ⅠA期まで)に際し、患者さんの希望があれば同時に腹腔鏡下に「センチネルリンパ節生検」が可能です。子宮体がん本手術ではごく早期の場合を除き子宮摘出のみならず通常骨盤リンパ節郭清術を同時に行います。リンパ節郭清後は術後下腿浮腫(リンパ浮腫)が発症し、そのうち30%程度にはその状態が持続するとされます。センチネルリンパ節生検により術中に転移が陰性と判断されれば、患者さんの同意が得られた場合当院では骨盤リンパ節郭清術を省略して浮腫の発生を予防しています。この方法での当院の成績では術後下腿浮腫発症は0%で浮腫の予防が可能です。


詳しくは、高度先進医療のページをご覧ください。

足を守る
道南初フットケアチーム発足へ!!

抹消動脈疾患とは?

危険因子は肥満、加齢、男性、喫煙、ストレス、糖尿病、高血圧、高脂血症

足の動脈が動脈硬化によって狭窄または閉塞することで血流不全になる病気です。


高齢化に伴い道南でも急増傾向にあります。
進行すると足が壊疽し切断しなければならなくなります。


有病率は65歳以上の10から15%とも言われています。

症状分類

  1. 冷感・しびれ
  2. 間欠性跛行
  3. 安静時痛
  4. 潰瘍・壊死

あまり歩かない人は無症状のまま、いきなり壊死の状態で発見されることも…

手術方法の紹介

  • 外科的バイパス手術は2週間程度の入院
  • カテーテル治療は数日の入院

患者さん個々の状況や希望に応じ、適切な方法を学会が提唱する治療指針に沿って選択します。

フットケアチーム

 足を守るための職種の垣根を超えた専門家集団によるチーム。今年4月から院内正式チームとして心臓血管外科医師、形成外科医師、看護師、理学療法士、放射線技師、臨床検査技師で構成しています。

 適切な検査で早期発見し、リハビリや指導などで悪化を予防します。重篤な血流障害がある場合は手術(バイパス手術やカテーテル治療、当院ではどちらの治療も可能)を施行します。また必要であれば患者の足にフィットしたオーダーメイドの装具を作成いたします。


詳しくは、フットケア外来のページをご覧ください。

インフルエンザ感染を予防するために出来ること

手洗いと咳エチケットの実践が重要です。

※手洗いの前に爪は短く切っておきましょう。時計や指輪は外しておきましょう。

正しい手の洗い方
  1. 手洗い
  2. 帰宅時や食事前などは、石けんを使用した手洗いを実施しましょう。予防には、アルコール手指消毒薬も有効です。

    石けんで手を洗う 流水でよく手をぬらした後、石けんをつけ、手のひらをよくこすります。 手の甲をのばすようにこすります。 指先・爪の間を念入りにこすります。 指の間を洗います。 親指と手のひらをねじり洗いします。 手首も忘れずに洗います。

    石けんで洗い終わったら、十分に水で流し、清潔なタオルやペーパータオルでよく拭き取って乾かします。


  3. 咳エチケット
  4. 周囲にウイルスをまき散らさない効果があります。

    マスクをする ティッシュなどで口と鼻を覆う 他の人から顔をそらす ティッシュはすぐにゴミ箱に

参考・引用資料:

政府広報オンライン(暮らしに役立つ情報)

がん相談支援センター

 がん患者さんやご家族の方は病気の診断や治療について心配や悩みをお持ちのことと思います。仕事をしながら治療を続ける方の就労に関する相談や医療費のことなど、がんに関するよろず相談をお受けしています。
 ご相談は、当院の患者さん、ご家族に限らずお受けいたします。費用はかかりません。お気軽にご相談下さい。ご相談ご希望の方は、下記をご覧ください。


例えば

  • 「がん」ではないかと気になるけど、どこで検査をしたら良いのだろう
  • 今受けている治療のほかに治療法はないのだろうか
  • セカンドオピニオンをしてくれる病院を紹介してほしい
  • 「がん」の医療費はいくらかかるのか知りたい
  • 終末期医療を応援してくれる医療機関はどこにあるか知りたい


相談日 月曜日から金曜日(祝日は除く)
時間 8時30分から17時00分
相談場所 がん相談支援センター
相談料 無料
申込方法 直接ご来院でもお電話でもかまいませんが、電話予約が確実ですので、まずはお電話ください。
直接ご来院の場合は総合案内にお話下さい。
問い合わせ先 電話番号 0138-43-2000(内線3289)

がん体験者によるピアサポート

 がん患者さん支援のためのピアサポート相談を行っています。
 患者さんやご家族が抱いているがんに対する不安や悩みについて、がん患者・家族会「元気会」会員の皆さんが交代で自らの体験を生かした相談を行います。


相談日 毎月第4木曜日(祝日は除く)
時間 13時00分から15時00分
相談場所 本棟1階 患者情報室「フォンテ」
相談料 無料
申込方法 直接ご来院の場合は総合案内にて「ピア相談希望」とお話下さい。
問い合わせ先 がん相談支援センター
電話番号 0138-43-2000(内線3289)
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