ノロウイルスによる感染性胃腸炎の発生について
市立函館病院において、給食委託業者の従業員5名と入院患者8名の計13名のノロウイルスによる感染性胃腸炎が確認されました。
症状は腹痛や下痢、嘔吐であり、全員が軽症であります。
これまでの経過ですが、2月5日(金)に給食委託業者の従業員1名がノロウイルスによる胃腸炎であることが判明したことから、関係者の検査を行うとともに、症状のある入院患者の検査を実施したところ、これまで13名の感染が確認されたものであります。
病院局といたしましては、当面の間、病院厨房を使用した給食の提供を中止し代替の食事を提供するとともに、関係箇所の消毒作業を実施いたしました。
今後の診療につきましては、通常どおり行います。
引き続き、入院患者や職員の健康状態の把握に努め、感染拡大の防止に全力で取り組んでまいります。
令和3年2月8日
病院長 森下 清文