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急性期病院としての市立函館病院

 当院は急性期病院です。

 「急性期病院」とは急激に発症した重篤な病気や病態が悪くなったり、悪性疾患の手術など根治を目的とした治療や処置を行う病院です。つまり、濃厚な医療を施さないと生命に係わる病態や手術等によって病気の根治を期待できる病態を治療するのが急性期病院です。

 そのため、安定した病態の長期入院は他の急性期入院を困難にしますので、病態が安定している疾患については原則的に入院診療はいたしません。また、急性期治療を終えた患者さんに必要なリハビリテーションや日常生活の指導が主体の診療等は、地域の医療機関に紹介しています。

 早急に入院治療を行わなければ生命に重篤な危険のある患者さんを1人でも多く受け入れるため、病態が安定したと医師が判断した場合には昼夜を問わず病棟を移動していただくこともあります。その点についても皆さんのご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

知っておいていただきたいこと

Aさん「今度入院することになったんだ。」Bさん「そうか、じゃあこの際だから時間をかけて悪いとこ全部診てもらいなよ。」という会話のイメージ画像

 このような会話をよく耳にします。

 ですが申し訳ありません、ご希望に添うことは出来ません。

 入院するということは、ある意味患者さんの社会生活を拘束することになります。 なるべく短期間に集中して治療を行い、あとは通常の生活を営みながら通院して治療を行うことが現在の国(厚生労働省)が示す医療体制となっており、「一入院一目的」でより効率的な入院診療を行うため、目的外の治療(例えば胃の治療で入院したかたが水虫の治療をして欲しいなど)は原則として行うことは出来ません。

 健康保険における診療報酬もこの国の方針にそって体系が決められており急性期病院においては「DPCによる包括点数」で診療報酬を請求することとなっておりますが、この点数は、病気の種類により1日あたりの入院単価が決まってしまうため、入院中に目的外の治療を行ったとしても、病院はその目的外の治療分の診療報酬を受けとることは出来ません。

 ただし、当然のことながら、目的外の治療であっても一刻を争う場合や生命に関わる場合の治療は行いますのでご安心ください。

 入院前に他の医療機関から投薬されている場合には、入院の際にその薬を必ず持参していただき、医師が必要と判断した場合はそのまま服用等を継続していただきます。入院中にその薬がなくなった場合には、健康保険の決まりで、入院中は入院している病院以外の医療機関では、健康保険を使っての請求が出来ないことから、当院が引き続き処方しますので看護師にお申し出ください。
 くれぐれも、当院に入院している間に、他の医療機関から投薬を受けないでください。

医療安全について

 当院では安心して入院生活を送っていただくために、全職員が医療安全を推進しており、下記の対策を行っておりますので、ご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。

リストバンドによる本人確認をするイメージ画像

患者さんを取り違えないために

 患者さんの誤認を防止するために、氏名、ID番号を記載したリストバンドを装着していただいております。検査や注射・点滴などを行う際は、リストバンドでご本人を確認いたします。
 検査や注射・点滴などの際は、患者さんにお名前を名乗っていただいております。職員がお名前をお尋ねしましたら、フルネームでお答えください。何度もお尋ねすることがありますがご了承ください。


薬剤の間違いを防止するために

 注射・点滴、輸血を行うとき、お薬を渡すときに、お名前の確認、指差し確認を行っております。ご不明な点がありましたら、遠慮なく職員へお申し出ください。


患者さんの安全を守るために

 当院では、患者さんの安全を守るために、果物ナイフ・ハサミなどのお持ち込みは、出来る限りご遠慮いただいております。お持ちになる場合には、保管などの安全管理に十分お気を付けください。


転倒・転落を防止するために

 入院中は足腰の筋力が低下したり、気分がすぐれないためにスリッパやサンダルでは、転倒する可能性があります。履物は、履き慣れた運動ぐつ等を使用するようおすすめします。

 入院中はベッドの上に立ち上がったり、ベッドから身を乗り出して物をとったりしますと、転落することがあります。大変危険ですのでおやめください。

 患者さんの状況によっては、転倒・転落防止用具を使用しなければならないことがあります。患者さん・ご家族と相談しながらすすめますが、安全上、ご家族へ説明する前に使用する場合もありますので、ご理解のほどお願いいたします。

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